重厚かつスタイリッシュな撮影の手腕が高く評価されており、ヒーロー映画『RENDEL レンデル』の続編『Rendel: Cycle of Revenge』など、多くの大作映画の撮影監督に抜擢された経験を持つ。
フィンランド屈指のスタッフ・キャストにより構築されたダークな裏社会の空気感に、監督が愛してやまないアクションやホラーのエッセンスが加わった、新たなるバイオレンス映画=〈エクストリーム・ノワール〉が誕生した!
フィンランドはナーンタリ出身。幼年期より視覚表現に対する情熱と才能を持っており、7歳の時点でコミュニティカレッジの夜間美術クラスに通い始める。12歳の時、ソニーのHi-8ビデオカメラを手に入れ、友人たちと短編映画の制作を開始。映画チーム「TRプロダクション」を設立し、インターネット上で短編映画を公開するようになる。それらの多くはアクションとホラーであった。
TRプロダクションは急成長を遂げている映画チームとして注目を浴び、「フィンディ」と呼ばれるインディペンデント映画ブームを巻き起こした。最も多作だった年には、年間12本もの短編映画を公開。短編映画に飽き足らず、ユシラとそのクルーは長編映画へと移行し、『TNT: Merchants of Death』(2006年)を皮切りに、短期間で立て続けに長編を制作。その中にはゾンビ映画『Parasite Quarantine』(2008年)など、国際的な注目を集めた作品も存在する。ユシラが専門的に映画を学ぶ決心をした頃には、すでに5本の長編映画と数え切れないほどの短編映画を監督・撮影していた。
トゥルク芸術アカデミーで映画を学び、2年目にはコマーシャルやミュージックビデオの分野においてフリーランスの監督・撮影監督として生計を立てることに成功。在学中に自分のスタジオを設立し、独自の視覚効果・監督スタイルを確立、特殊効果やアクション撮影技術も会得した。現在までにユシラは12本の長編映画に携わり、そのうち6本を監督。それらの作品は世界中の映画祭で上映された。そして、ユシラが挑んだ初の劇場映画が本作『血戦 ブラッドライン』となる。
この映画は、オールドスクールなアクションと過激なホラーという、私にとって最も大事な2つのジャンルの融合です。そして、観客にかつてないスリルを与える、全く新しいジャンルの映画になっているとも思います。もちろん、映画の根底にはジャンル・ムービーを制作してきた偉人たちへのリスペクトがあることは言うまでもありません。もうひとつ私が目指したもの、それはレンタルビデオ店で手にしたような、あるいは怪しげな映画館のレイトショーで観たような映画たちへのラブレターとなるような作品にすること。照明や特殊効果などの技術的な面でもこれらの映画を意識しました。本作は私にとっての理想を形にした作品であり、さらに90年代に観て憧れた映画たちが成しえなかったことをやり遂げた、究極のバイオレンス映画でもあるのです。
これはすげえ!
デブの悪人面かマッチョの悪人面しか出てこないのでキャラクター把握が難しいきらいがあるものの、とにかく『ダイ・ハード』シチュエーションで起きる壮絶な人体破壊描写が強烈!「人間の身体が無残に弾け飛ぶシーンがたっぷり見られる映画はないかなあ!」というあなたにピッタリの映画です! 頭部を完全に破壊されないと死なない強化人間たちによる壮絶な殺し合いと、ラスボスのあまりの凄まじい死にっぷりに、久しぶりに声出して笑いました! ぜひ劇場で体験してください!
刑期を終え出所した男が紹介された職場。出勤初日に血塗れの死線に追い込まれて…。
目的はひたすら生還! スローで特異な人体破壊地獄絵図描写にも、暗黒のドラマにも、表現者の「これがやりたい!」という熱い欲求と美意識が迸ってる!
文字通り血が湧き、肉が舞い踊る、残酷肉体破壊バトルがここに!
敵にも戦いを仕掛けなければならない事情があり、攻め込まれる者たちも立ち向かう義務がある。それぞれが持つ絶対に譲れない領域が激しくぶつかり合い、その結果として盛大な血の雨が降る。激闘にちゃんとドラマがある。
全てを拳に乗せて、顔面を徹底的に叩き潰す!! 気迫が身体を突き動かすクライマックスは血涙で号泣必至!! これが本物のバイオレンス映画だ!!!
東京 ヒューマントラストシネマ渋谷 |
4/18 ~ |
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東京 新宿武蔵野館 |
4/18 ~ |
東京 池袋シネマ・ロサ |
4/18 ~ |
愛知 シネマスコーレ |
5/3 ~ 5/16 |
兵庫 CinemaKOBE |
近日上映 |
京都 アップリンク京都 |
5/9 ~ |
栃木 小山シネマロブレ |
5/16 ~ |